車両の中の写真って少ない
昔の鉄道車両の写真というのは、それなりに残っている。戦前の山手線の車両の写真、というのを見たければ、ググれば簡単に閲覧できる。
なのだが、戦前の山手線の車内の写真、となると途端に少なくなる。
戦前の山手線の、通勤時間帯の車内ってどんな風だったのか、そもそも通勤ラッシュみたいなのはあったのか、服装はどうだったのか、どんな風に過ごしていたのか、新聞や本を読んだりしていたのか、男性ばかりだったのか、中吊り広告みたいなのはあったのか、などなど、興味は尽きない。
言うまでもなく今でも車内の写真を撮ることは難しい、と言うか人がいる状態で撮影することは不可能。
空いている時に、人が写らないように…
広告が写るように…
水上から新潟県に向かうE129系
これはバス車内、終点付近でガラガラな時
できない とはどういう状態か
できない
とは
どういう状態だろうか
アメリカに行って
ドジャースタジアムに立ち
日米通算3000本の安打を放つ
ということはできない
ということか
あるいは
札幌ドームのマウンドに立ち、時速160㎞以上の速球を投げることはできない
ということだろうか
そういうことは
確かに
できないこと
として挙がってしかるべきこと
と思うが
では、ふだん日常で遭遇する
できないこと
というのは
そう言った領域に属すること
なんだろうかと
少し思う
できないこと
というのは
•今の自分にはできないこと
なのか
•世界の誰も、やったことがないこと
なのか
余りにも広いその溝のどこに自分はいるのか
意識しておく必要があるように思う
お雛様を、飾りました
写真は
家のお雛様の様子です
カープ観戦記 その2 2011年10月25日
カープ観戦記の2回目は、2011年10月25日の
10月25日という遅い日付だけあって12球団を通じて2011年のレギュラーシーズン最後の試合。
従って対戦相手のスワローズにとってもシーズン最後の試合であった。
この年のカープは60勝76敗8分け、勝率.441、首位中日と16ゲーム差の5位。
5位となるのは3年連続。1998年から13年連続のBクラスとなった年であった。
先発投手はここまで10勝11敗の前田健太。前年の15勝(最多勝獲得)から少し調子を落とし、不完全燃焼のシーズンではあったと思う。せめてこの最終戦で11勝目を挙げ、11勝11敗のタイに持ち込めれば…という試合であった。
試合はお互いに点が入らず、7回表にカープが1点を先制し、1-0。
先発・前田健太は相手に一点も与えず、と言うか一本のヒットも打たれず。
…ノーヒットノーラン、という歴史的な瞬間に立ち会えるぞ、と同行者とザワザワし始める。
7回裏、8回裏もヒットを許さず、ノーヒットのまま9回裏スワローズの攻撃へ
先頭のジョシュ・ホワイトセル内野手を三振に仕留めいよいよあと2アウトであったが…
続く藤本敦士選手に初安打(レフト線二塁打)を許し、ノーヒットノーランの夢は潰えた。
三塁手の脇を鋭く抜け、カープファンの集まるレフト側の外野に点々と抜けた打球と、それを呆然と眺めていたその時の自分のことは、今でもハッキリと覚えている。
それでもヒットを打たれても勝てれば良い、と思い直して観戦していたが、ここから前田健太投手は一気に崩れ、畠山和洋内野手のセカンドゴロで同点とされ、福地寿樹外野手にサヨナラヒットを打たれ、
ノーヒットノーランどころか勝ち星までもが、掴みかけた手からスルリとすり抜けてしまった。
翌日の新聞記事
シーズン最後の試合でノンビリと観戦のつもりが思わぬ緊張感に包まれることとなり、しかも結果は負けてしまった試合ではあったが最後までドキドキしながらシーズンを終えることができた。
この日、あと2アウトまで来ながらノーヒットノーランを逃した前田健太投手は翌2012年シーズン開幕すぐの4月6日、相手は違うが対横浜DeNAベイスターズ戦でノーヒットノーランを達成。あまりにも見事なリベンジであった。
前田健太投手は、低迷を続けた1990年代後半から2000年代までのカープが、再び浮上して行く象徴のような選手であった気がする。
投手として97の勝ち星を挙げ、つまりそれだけカープの勝利に貢献したのみならず、マスコミとのサービスたっぷりのやりとりで一躍有名人となり、地味で存在感のない、という低迷期カープのイメージを払拭した貢献は計り知れないと思う。
ヒトサマに迷惑をかけない
じゃない。むしろ、互いに少しづつ迷惑をかけあえ。ただし適度に。
家庭にしたって、仕事にしたって、趣味にしたって、
「それだけやってりゃいいってわけじゃない」タイミングは常に存在する。
どうしてもひとの助けを借りないといけない場面は、どんなひとにも必ず来る。
いつでも青い空ばっかりじゃあない。
切ない夕暮れの日も必ず来る。
写真はちと強引だったか。
悲しいときー
悲しいときー (悲しいときー)
そこそこ混んでる通勤電車なのに、自分の隣だけ誰も座らないときー
悲しいときー(悲しいときー)
週刊誌のちょっとエッチなページを熱心に立ち読みしているおじさんを見たときー
悲しいときー(悲しいときー)
自分の書いたメモの字が汚くて後から読めなかったときー
悲しいときー(悲しいときー)
朝新聞を買ったけど電車が混みすぎて全く読めなかったときー
悲しいときー(悲しいときー)
会社支給の業務用携帯ばかりに電話やメールが来るときー
悲しいときー(悲しいときー)
自分が部屋に入った瞬間に、空気清浄機のニオイセンサーがMaxに反応したときー
悲しいときー(悲しいときー)
夕日が沈むときー(夕日が沈むときー)